2007年02月11日
「子供心と町の空」
第2話
ところで、彼の名前は金田(かねだ)正信(まさのぶ)、通称“まーちゃん”、小学4年生。
成績はふつう、運動もふつう。
たったひとつの特技は工作。なんでも工夫して作ってしまいます。
そんな彼は、人情豊かな町で、多くの人たちと、多くの友達に囲まれて成長してきました。
さて、カッちゃんを呼びに行ったお母さんは、行ったっきり戻ってきません。
まーちゃんは更にそわそわしてきました。
「カン、カン、カン・・・」
あ!始まっちゃう!
この音はどこかで聞いたことのある音。そう、火の用心の拍子木と同じ音です。
紙芝居のおじさんは、いつも紙芝居のはじまりに、この拍子木を鳴らします。
この音が聞こえると、辺りの家から続々と子供が飛び出してきます。
暖かな春の空、ゆったりと流れていた時間が、一変します。
紙芝居の周りは、ちょっとしたお祭りのように賑わうのです。
そういえば、カッちゃんとお母さんはどうしちゃったんでしょう・・・次回へ
ところで、彼の名前は金田(かねだ)正信(まさのぶ)、通称“まーちゃん”、小学4年生。
成績はふつう、運動もふつう。
たったひとつの特技は工作。なんでも工夫して作ってしまいます。
そんな彼は、人情豊かな町で、多くの人たちと、多くの友達に囲まれて成長してきました。
さて、カッちゃんを呼びに行ったお母さんは、行ったっきり戻ってきません。
まーちゃんは更にそわそわしてきました。
「カン、カン、カン・・・」
あ!始まっちゃう!
この音はどこかで聞いたことのある音。そう、火の用心の拍子木と同じ音です。
紙芝居のおじさんは、いつも紙芝居のはじまりに、この拍子木を鳴らします。
この音が聞こえると、辺りの家から続々と子供が飛び出してきます。
暖かな春の空、ゆったりと流れていた時間が、一変します。
紙芝居の周りは、ちょっとしたお祭りのように賑わうのです。
そういえば、カッちゃんとお母さんはどうしちゃったんでしょう・・・次回へ
Posted by 伝道師 at 17:38│Comments(2)
│物語
この記事へのコメント
いいところで・・・次回へ は本物の紙芝居みたくぃですね、
楽しみにしています。
楽しみにしています。
Posted by あかり at 2007年02月17日 15:43
ありがとうございます。
いろいろとやることが多くてなかなか進みませんが。
気長に待って下さい。
いろいろとやることが多くてなかなか進みませんが。
気長に待って下さい。
Posted by 伝道師 at 2007年02月18日 22:13